将棋世界/昇段コースの問題を考える

刊行物上の棋力検定で最も高い権威を有するのは「将棋世界」の昇段コースでしょう。

5年前(平成19年)に一年掛けて三段までは取得しましたが、
その後「四段コース」に一度応募したところで中断していました。

3dan_ninteisyou

4dan_ninteisyou

5dan_ninteisyou

6dan_ninteisyou

先日、久しぶりに本屋で将世(平成23年五月号)を手にしたら唐突にモジベーションが蘇りました。

答えを出すまでの「読み」を書いてみたいと思いますが、
著作権侵害を避けるため、問題図は無論の事、一切の局面図を載せません。

締め切り日以前には、筆者の出した答えや決定的なヒントは記事から省きます。
筆者の高段コース正解率は通算で75%強なので、支障の生じる可能性が高いと判断しても、強ち自惚れとは言えないでしょう。


| 317回 | 318回 | 319回 | 320回 | 321回 | 322回 | 323回 | 324回 |
| 325回 | 326回 | 327回 | 328回 | 329回 | 330回 | 331回 | 332回 |
| 333回 | 334回 | 335回 | 336回 | 337回 | 338回 | 339回 | 340回 |
| 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第346回に挑戦

今回の結果を以て六段卒業点数に達しました。

今までは、卒業点数を満たす節目の採点葉書が届き次第、卒業証を申請していたのですが、今回は採点葉書が届いてから一ヶ月を経過した十一月頭にようやく卒業証交付申請を送りました。

気乗りしない理由は、「棋力検定の終点が六段だから」です。卒業証は上段への挑戦許可証でもあるわけですが、もう挑戦すべき上の段が無いのです。
この稿の末尾にも書きましたが、看板や肩書きは私にとって二の次ですので、先に進む手形としての意味を持たない「卒業証」は欲しくありません 。

しかしながら、申請に必要なのは封筒に切手代、採点葉書に同封するSASE一枚で大した出費でも手間でもなく、本稿に掲載するために敢えて取得することにしました。

六段の正式免状を受ける資格も自動的に得たわけですが、こちらの方は多額の取得料が掛かることもあり、取らないつもりでいました。
しかし、奇特にもスポンサーが現れて、上の写真の様な御墨付き得ることが出来ました。深謝

ゴールに着いてしまったので、本稿はこれで終わりです。


四.五.六段コース

一問目

トコタヌの答案は「4五歩打ち」、正解でした


二問目

トコタヌの答案は「6四歩」、正解でした。


三問目

トコタヌの答案は「6四銀打ち」、不正解でした。


四問目

トコタヌの答案は「2二飛車成り」、正解でした。

〆切の十月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
追加記入済み


将棋世界/昇段コース/第345回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

トコタヌの答案は「3三香打ち」、不正解でした


二問目

トコタヌの答案は「2四角打ち」、正解でした。


三問目

トコタヌの答案は「2二金打ち」、不正解でした。


四問目

トコタヌの答案は「8五銀」、不正解でした。

〆切の九月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第344回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

トコタヌの答案は「4六桂打ち」、不正解でした


二問目

トコタヌの答案は「2六角」、正解でした。


三問目

トコタヌの答案は「7七香打ち」、正解でした。


四問目

トコタヌの答案は「3一竜」、正解でした。

〆切の八月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第343回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

トコタヌの答案は「3一銀打ち」、正解でした


二問目

トコタヌの答案は「7一竜」、正解でした。


三問目

トコタヌの答案は「5九角」、不正解でした。


四問目

トコタヌの答案は「9七歩」、不正解でした。

〆切の七月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第342回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

トコタヌの答案は「7四歩」、正解でした


二問目

トコタヌの答案は「5九銀」、正解でした。
手稼ぎです。


三問目

トコタヌの答案は「7二銀打ち」、正解でした。
この手に対して、「4四香打ち」(詰めよ)が最強の防手ですが、「4五歩打ち」で勝っていると思います。


四問目

トコタヌの答案は「1三飛車打ち」、正解でした。
「3三歩成り」を先にすると、「3三同桂」と取られて、
「1三飛車打ち」に、「2一玉」と逃げられても、「1三同銀」と取られても、負けでしょう。

〆切の六月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第341回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

この検定によく出てくる「格言の一手」で間違いないと思います。

トコタヌの答案は「1三銀打ち」正解でした
「玉の腹から銀を打て」


二問目

金気を8八に打つ手はない。
8八銀打ちは、8七金と捨てられて、同銀、8八銀打ち、9八玉、8九竜で詰み。
8八金打ちも、竜で取られて、8七銀打ちから9八銀成りと捨てられて詰み。

8八香打ちと受けると、やはり8七金と捨てられて詰んでしまう。
先に6五角を打って、5四歩に8八香を受ければ「金捨て」はない。
金捨ての代わりに8七もしくは7九に銀を打ってくれば、合駒が無くなるから相手玉は相当に危ないが、飛車の王手に3一玉(変化イ)または2一玉(変化ロ)とされて二の矢がない。
変化イ−3一玉には7五馬という巧そうな手も映るが、4二歩打ちで無効だろう。
変化ロ−2一玉、5四角、4三歩打ち。
どちらを選ばれても、先手の勝ちは見えない。

さらに、銀ではなく歩を8七に打ってきたら、どうなるか?
7六角と金を取るのは、勿論、8八竜の一手詰み。
「9五歩」は「8八歩成り」「7六角」に「8七銀」「8五歩」「7六銀成り」で必至になってしまう。*後述

7六角や9五歩ではなく先に飛車を王手に打って応接を訊くのはどうか?
4二歩合いは5四角、対して、、
4三金の移動合いなら、4四桂から多分詰み。
また、銀合いなら7六角で後手の攻めは切れているだろう。
ところが、飛車の王手に合駒をせず2一に落ちられる手がある。
さらに、角の王手には4三歩打ち。
角の王手を先にすると、4三歩打ち、次いで飛車を王手で打つと、5二歩打ち。
うまくいきませんねー。

残るは、いきなり飛車打ち、
対して後手は「2一玉」か「3一玉」だが、後続手が浮かばない。
また、仮に、この後、優勢になったとしても、この「飛車打ち」は限定手ではない。
つまり、「9二」でも、「8二」でも、「7二」でも、「6二」でもよい。
検定問題の解答としての体をなしていません。

わからんなーーー

*前述の「8五歩」の前に「5四角」の王手を挟めば、「4三歩打ち」に「8五歩」で包囲網が破れるかも。
解答手からの手順を示せば↓
「6五角打ち」「5四歩」「8八香打ち」「8七歩打ち」「9五歩」「8八歩成り」
「7六角」「8七銀打ち」「5四角」「4三歩打ち」「8五歩」

しかし、後手「8七銀打ち」以下が先手不利であれば、上の手順は「8七歩打ち」が悪手であることを証明する意味しか持たない。

わからんなーーー / パート2

トコタヌの答案は「8八香打ち」不正解
一目駄目と読んだ手を、フラフラと記入、確かめもせずに投函

後手「8七銀打ち」に対して「7九金打ち」は気付いていましたが、「同竜」と取られて無効と即断し、後を読みませんでした。
「7九同竜」「8七香」「8八金打ち」「7六角」「8九竜」「8五歩」
何とか受かっているようですね。


三問目

先手玉は広いような狭いような、、ムズイ

トコタヌの答案は「6六銀打ち」正解でした
「6七飛車成り」と逃げた形が詰めよにならず、「2四歩」と取り込む余裕が生まれる。


四問目

第一感が正解だとしたら、四問目にしては簡単

トコタヌの答案は「2一飛車打ち」不正解
以下、一例として、
「2一飛車打ち」「同玉」「2三歩打ち」「2二飛車打ち」(直接歩の頭に打たず、3二の方が得かもしれません)「同歩成り」「同玉」 「2一飛車打ち」以下繰り返しで、一サイクルに歩を一枚消費する。
歩は二枚しかないので、二サイクルで歩切れ。(何枚あっても早晩歩切れだが)
多分正解手順は「1五桂打ち」と「1四桂打ち」の組み合わせで上部封鎖だと思います。投函後なので読む気しません。

〆切の五月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第340回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

トコタヌの答案は「4四歩打ち」。正解でした。


二問目

トコタヌの答案は「2七銀」。正解でした。


三問目

トコタヌの答案は「2二飛車成り」。正解でした。


四問目

トコタヌの答案は「5七同馬」。正解でした。

〆切の四月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
記入済み


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第339回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

トコタヌの答案は「5二馬」。正解でした。


二問目

トコタヌの答案は「5七角」。間違いでした。


三問目

トコタヌの答案は「6五金」。間違いでした。


四問目

トコタヌの答案は「4四角打ち」。正解でした。

〆切の三月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
記入済み


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第338回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

第一感の手は、 「角には角」の格言通りに応接されて、飛車を浮いたり、五筋を突いたりしなければならず、その間に守りを整えられてしまい、手になりません。
つまり、「6六角打ち」に対して「6四角打ち」と応じられ、「4五銀」を可能にするために「2七飛車」と「5六歩」の二手が必要になります。

第二感?の手も、パッとしませんが、変化が面白そうなので読んでみました。
正解とは思えないので、実棋譜で記述します。

その手とは筋違いの角打ちです。
打ち場所は二つあります。「5六」と「6五」です。

先ず、「5六角打ち」ですが、次に「3四」の歩を取られては厄介だし(一例として、「3四角」「3二角打ち」「2四歩」「同歩」「2三歩打ち」「1二飛車」「2四飛車」以下、)、それを上回る有効な手もないので、後手は「3三銀」と引いて守ります。
先手の後続手段が難しい。「4五銀」は「3二飛車」で受かってしまうと思います。以下、「2四歩」「同歩」「3四銀」「同銀」「2四飛車」「1二角打ち」「2三歩打ち」(「3四角」「同飛車」「2二飛車成り」は「4四角打ち」)「3三銀打ち」で、芳しくありません。
となると、「7四角」と一歩を掠めて妥協するしかありませんが、角を手放したマイナスが大きい。しかも、相手の角は手持ちです。

「6五角打ち」はどうか?「4三」への成りを見ているので、後手も放置は出来ません。
「4二飛車」の受けは「2四歩」で全然駄目。「3二角打ち」も「5六角」で駄目。「5四角打ち」は「同角」「同歩」「3一角打ち」「3二飛車」「8六角成り」で、次の「2四歩」が受けづらい。
「6一角打ち」が最善だと思います。この手に対して「5六角」から三筋を狙うのは、先ほどの「いきなり5六角の場合」よりも更にうまくいきません。銀を「3三」に引いた後、「4四歩」とされ、6一の角の利きでガッチリ守られてしまいます。
結局「7四」の歩を取って我慢するしかありませんが、後手も角を手放しているので「5六角打ち」よりはマシかもしれません。

いずれにしても、棋勢が好転している様には見えず、正解ではないでしょう。

「4一角打ち」と「5一角打ち」は、共に「3三桂」で駄目そう。

どうも、角打ちではないようです。

トコタヌの答案は「4一角打ち」。
とどの詰まり角打ち以外には浮かばず、最も手が繋がりそうな「4一角打ち」で応募しましたが、案の定、間違いでした。


二問目

これは良い問題だと思います。スカッと割り切れて気持ちよい。

トコタヌの答案は「5五銀」。正解でした。


三問目

私の答案手に対して、後手は二手スキの状態のままで「金気」か「大駒」のいずれかを新たに手に入れることができます(つまり、駒を補充した時点で自玉が「ゼ」)。
そのいずれかの駒が先手玉を詰ます構成要素になるとしたら、私の答案手は成立しません。

トコタヌの答案は「6四馬」。正解でした。


四問目

これは、「次の一手」に頻出するハデな手でOKでしょう。

トコタヌの答案は「2三飛車成り」。正解でした。

〆切の二月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
記入済み


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第337回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

トコタヌの答案は「8六角成り」。間違いでした。


二問目

トコタヌの答案は「9七玉」。正解でした。


三問目

トコタヌの答案は「1二銀打ち」。間違いでした。


四問目

トコタヌの答案は「4三角成り」。正解でした。

〆切の一月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第336回に挑戦

4問目で、信じがたいウッカリミス!発生!!


四.五.六段コース

一問目

トコタヌの答案は「5六角打ち」。正解でした。


二問目

トコタヌの答案は「3三歩成り」。正解でした。


三問目

トコタヌの答案は「5五歩」。正解でした。


四問目

トコタヌの答案は「1六歩」。正解でした。しかし、、
なんと!応募葉書には「1七歩」と書いて提出してしまいました。

問題図で先手の端歩は「1七」にあるのだから、次の一手が「1七歩」であるわけはなく、「1六歩」の間違いであることは自明なのに、、
何の救済措置も、、、いや、、望む方が図々しいか、、。諦めます、、、

〆切の一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第335回に挑戦

今回は散々な結果でした。


四.五.六段コース

一問目

トコタヌの答案は「1二桂成り」。間違っていました。


二問目

トコタヌの答案は「4二飛車打ち」。合っていたのは、この二問目だけ。


三問目

トコタヌの答案は「5二銀打ち」。間違っていました。


四問目

トコタヌの答案は「4三馬」。間違っていました。
ただし、この問題は設問に欠陥があり、正解扱いとなりました。

〆切の一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第334回に挑戦


四.五.六段コース

本稿の検定への影響が現実味を帯びてきました。
このページのアクセス数が、ここ数ヶ月、顕著な増加を示しています。

本稿の内容が一般平均正解率(40%強)の水準より秀でているのは確かです。
当面ヒントを曖昧にすることで対応しますが、更新を停止する場合もあり得ます。

ご承知おき下さい。

一問目

飛車先歩交換の一技法を他の目的に応用する。

トコタヌの答案は「2四歩」。正解でした。


二問目

「よくある筋」と「おそはや」、どちらが勝る?

トコタヌの答案は「5三歩打ち」。間違っていました。
この手と第一感の「8五歩」、どちらも正解ではないような気がしています。


三問目

お取り下さい

トコタヌの答案は「6五飛車」。正解でした。


四問目

わかりません。、、ただ、、
実戦だったら、私は捨てずに引くと思います。

トコタヌの答案は「2二と」。間違っていました。
他に手が浮かびません。間違っていると思います。

今回の応募は忘れていて9月30日に投函しました。危うく一回抜けるところでした。

〆切の十月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第333回に挑戦


四.五.六段コース

九月号の将世は八月五日に買いました。答案は七日に投函します。

一問目

先手玉は二手スキですね。
取れば詰むという手でOKでしょう。

トコタヌの答案は「1二角打ち」です。正解でした。


二問目

またしても登場。格言の手。

トコタヌの答案は「4二銀打ち」です。正解でした。
この手は、格言「玉の腹から銀を打て」に該当します。


三問目

銀は取られるけれど、詰めよはほどけている。
しかし、角を取られた後が、?、多分、端、?

トコタヌの答案は「8六桂打ち」です。正解でした。

以下、
「9五歩」「同玉」「8一飛車」「8四歩打ち」「4一飛車」
これ、実戦で秒読みだったら、踏み込みにくい順ですね。


四問目

ムズイ。
手抜きの利く形になりそうな手は思いついたのですが、
ヒントの「駒の入手をはかる」と相容れない。

トコタヌの答案は「7七歩打ち」です。間違っていました。

〆切の九月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第332回に挑戦


四.五.六段コース

今回も易しくはないようです。特に三問目が箸にも棒にも引っかかりません。
八月号の将世は七月十八日に買いました。答案は十九日に投函しました。

一問目

平凡だけど、飛車を助けるには、この手が最も得?かなー??

トコタヌの答案は「6四馬」。間違いでした。

以下、「7五歩」には
「同馬」「同角」「同飛車」 「7四歩打ち」「8五飛車」

「5七角成り」には、「6七金」

「6三金」には、
「6五銀」「6四金」「6六飛車」

「7五歩」の変化が芳しくない。

選択権は後手にあるので、「先手面白からず」に至る変化が一つでもあれば、「6四馬」は不正解です。

「6三金」の変化も、後手「6四金」の代わりに「5七角成り」で「後手良し」になるようです。


二問目

簡単なのは、この二問目だけ。

トコタヌの答案は「2四飛車」。正解でした。


三問目

難しい、、どう指しても良くなりそうにない。

合わせる手は、その五手後「3三」にかわされて駄目でしょう。
ついで、打ち込みは「3一」に落ちられて切れていると思います。

歩打ちをやめて、代わりに「?捨て」→「?成り」でも、角を取った銀を支えに「3二?打ち」とガッチリ受けられて これもアウトだと思います。

その他で、唯一、浮かぶのは大駒を狙った「筋の悪い手」ですが、
ざっと読んだところではうまくいきません。

ん? そうでもないか、、
ぼんやり垂らすから、大駒を取られてしまう。同じ手でも「ぼんやり」でなければいいんだ。
しかし、これ、「筋悪く」打った駒は多分終局まで働きませんね。
たとえ、働いたとしても、「と金」とダブっていて効率が悪い。
この場合の駒割りは車角交換。
さもなければ、7一に金気がポツネンと残る形。
こちらの場合の駒割りは車金と角銀の交換。
選択権は後手にありますが、どちらを強いられるにせよ愚形です。
同じ局面が実戦で現れたとしても、私には、「7一銀打ち」は指せません。

トコタヌの答案は「7一銀打ち」です。正解でした。

以下、「7二飛車」に「7三歩打ち」、後手の応手は二通り、

  1. 「同桂」に対しては、
    「3二角成り」「同玉」「8二金打ち」「7一飛車」「同金」
    7一にポツネンと「金」が残ります。

  2. 「4一銀」に対しては、
    無論、「7二歩成り」
    7一に「銀」、7二に「と金」、
    確かに、一筋側から追っていけば待ち駒として有効ですが。

「7二飛車」と逃げられた場合の後続手が見えず、危うく正解手を読みから捨てるところでした。


四問目

二連発!

トコタヌの答案は「4三飛車成り」。正解でした。

「同金」に「6三角成り」

〆切の八月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
八月一日に追加書き込み済み。

太陽活動が十余年周期のピーク(サイクル24)を迎えようとしています。
電波が遠くまで届くようになり、筆者のもう一つの趣味であるアマチュア無線が面白くなってきました。
入れ替わりに将棋の比重が下降の一途を辿っています。
筆者は将棋を始めて50年、ハムになって45年になりますが、上述のパターンには一度の例外もありません。
このページの執筆のためとはいえ、将世を切らさず買い続けている分、今サイクルは、むしろ、マシな方です。
今後、本稿の更新も滞りがちになると思います。間違いなく正解率も下がるでしょう。
予め、お報せしておきます。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第331回に挑戦


四.五.六段コース

今回は難問揃いです。

329回の正解率が50%を超えてしまったため、締めたのかもしれません。
(難易度設定の拠り所となるのは「二回前迄の結果」のはずです。
応募の締め切り日は、その号の月の一日であって、三日頃に発売される次号への反映は間にあわないからです。)

筆者は前回で五段卒業点数に達しましたので、331回からは六段コースです。

一問目

成り捨てて、大駒打って、もう一枚も打つ
でも、詰めよになっていない。駄目だコリャ

他には、次の一手の定番解答ぐらいしか浮かばない。

トコタヌの答案は「5四角打ち」。間違っていました。

「8九飛車打ち」を許したら助かりそうにない形。多分不正解でしょう。

第一感は「3一歩成り」です。
「同玉」に角を王手で打って、合駒に、もう一枚の角も打つ。
これで、詰めよは逃れていますが、敵玉が詰めよになっていない。


二問目

成り駒が待ち伏せしてる

トコタヌの答案は「8七銀」。正解でした。


三問目

ヒント、その一

問題図で先手玉に詰めよが掛かっているのかいないのか?
掛かっているとしたら、その手順は?

それが解らないことには、始まりません。

**************************************

上記、青字部分は六月八日まで掲載します
六月九日に削除しました

ヒント、その二

桂馬なら渡しても大丈夫?

ヒントについて**
改めて書くまでもありませんが、出題者ではなく解答者の一人に過ぎない筆者が出すヒントです。 的確性は保証しません。

トコタヌの答案は「3四馬」。間違っていました。

第一感は「4三馬」、、「3四馬」の方が勝ると見たのですが、自信ありません。

問題図で先手玉に掛かっている「詰めよ」の手順は、
「7七銀打ち」以下、
「同桂」ならば、「7六飛車」以下、どう応じても詰み。
「同金」は、「同飛車成り」「同桂」「7五金打ち」以下、簡単。
「9六玉」の一手に、「9七金引き」「同金」「7六飛車」
「8六金打ち」「同銀成り」「同金」「同飛車」「同玉」
「7五金打ち」以下、金の並べ詰み


四問目

第一感も二感も三感も、、何も浮かばない

ただ、大駒を取ってしまえば、詰めよが消えてるような、消えてないような。
取る前に「歩を使わせる手」を挟むか挟まないか?も読まなければ、
この手は、後手の歩が足らなくならなければ、そもそもの意味がないけど、四歩も持ってるからなー、、さらに、「歩合い⇒大駒を取る⇒後手の手」⇔この局面で決め手がなければ駄目、、
うーむ、、鬱陶しい、、

トコタヌの答案は「3八歩」。間違っていました。

全く自信ありません。他に浮かんだ手は「2四香」だけです。

〆切の七月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
七月四日に追加書き込み済み。

現在、五段コース卒業証を申請中です。過去二回の経験では申請の投函から卒業証が送られてくるまで一週間程掛かります。今回の答案は既にできあがっていますが、卒業証を入手しないと上の段のコースには進めませんので、応募は中旬以降になりそうです。

投函から三日目に受領しました。はやい! これをうけて六段コース最初の答案を十四日に送りました。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第330回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

第一感は**捨て

トコタヌの答案は「4二歩成り」。正解でした。


二問目

第一感は*突き

トコタヌの答案は「3六歩」。正解でした。


三問目

第一感は捨て駒

トコタヌの答案は「3六桂打ち」。不正解でした。
正解は、多分、「4四桂打ち」です。「同金」に「3六桂打ち」が段取り。
この手も浮かんでいましたが、「3六桂打ちに劣る」と、誤った判断をしていました。


四問目

第一感は*打ち

三問目の解答と、ある要素が共通する。
出題者が二問続けますかね?

トコタヌの答案は「7六桂打ち」。正解でした。

今回の答案は五月六日に投函しました。

〆切の六月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
六月六日に追加書き込み済み。

今回の取得点数を加算して五段卒業点数に達しました。
満点なら六回で済むところを八回掛かりました。
今回は四段コース挑戦時とは違って、余りが「1000点」出ました。
一回2000点満点で八回なので16000点、卒業に必要な点数は12000点、
16000−12000=4000点、さらに、余った1000点を引く、
4000−1000=3000点、3000÷500=6問、
4問×8回=32問、中、6問、間違えました。
正解率87.5%で、四段コース挑戦時より少し向上しました。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第329回に挑戦


四.五.六段コース

今回は全問正解でした。

一問目

第一感が浮かばない。格言の「手」を適用してみたが、読み切れていない。

トコタヌの「答案手」の狙いは、「両方は受けられないようにする」

トコタヌの答案は「2三銀打ち」。正解でした。

「同玉」に「2五角」と打ちます。
桂がなければ「1四角」と「2四角」の両方を受けることはできません。


二問目

これは、第一感が正解でしょう。

含みは空き王手
飛車で王手の手順になったら、安い駒の方を取る

トコタヌの答案は「9二金打ち」。正解でした。

「同香」ならば「9一飛車」と打って受け無し。
「同玉」ならば、平凡に「8二飛車打ち」と王手をして、
「9三玉」に「8一飛車成り」です。


三問目

これも第一感がすぐ浮かびます。

「ガチン」と音がしそう

トコタヌの答案は「5二角打ち」。正解でした。


四問目

これも第一感で決まりでしょう。

これも擬音で表せば、「ペチョッ」かな?

トコタヌの答案は「4三桂打ち」。正解でした。

今回の答案は四月四日に投函しました。

〆切の五月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
五月三日に追加書き込み済み。


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に、三段、四段、各コースの卒業証を取得していますので、
深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。陸(ろく)に読んでいません。

初.二.三段コース

一問目


二問目


三問目


四問目

低段コースの考察は本稿の趣旨にそぐわないと判断し扱いを取りやめました。
次回からは、「囲み枠」も掲載しません。


|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第328回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

打って守ればいいんですよね

トコタヌの答案は「1六角打ち」。間違っていました。

高段コースの正解にしては凡手。多分、不正解でしょう


二問目

歩がもったいない

トコタヌの答案は「8五銀」。正解でした。

「同飛車」には「6四角」で角銀交換の駒得、「8九飛成り」には温存した一歩を「7九」に打ちます。
「4六角」には「8四銀」で飛車角交換ですが、後手は「4六」の角を逃げなくてはなりません。


三問目

大事な駒がピンチ

トコタヌの答案は「7六歩打ち」。正解でした。

飛車を逃がさなければ!


四問目

面白い問題ですね。

近付くと弾かれるから、離れて入る→後手の次の手が難しい
(becouse、5筋に歩が利かない=弾けない←作意でしょう)
打って守ると駒不足になりそう→なので、逃げる
そこで、シュバッと好手一閃!!
何で取っても詰みなので→安い駒を払って逃げる
自陣に成り返って「詰めよ逃れの詰めよ」!!
これで、いかがなものでしょう?
以下、取られると「詰めよ」はほどけますが、取り返してまた「詰めよ」→
先逃げには、敵玉に払われた箇所に払われたのと同じ駒を打って、、、

トコタヌの答案は「6一竜」。正解でした。

後手「2二玉」には、「1三角打ち」、桂で取っても玉で取っても詰み、
なので、「1二玉」の一手、
そこで「7九角成り」と自陣に成り返って「詰めよ」
「同金」と取られると「詰めよ」は消えるが、
「同銀」と取り返して、また「詰めよ」
「2二玉」の早逃げには、「1二歩打ち」で「詰めよ」、、、
「同香」に「1三歩」が、また「詰めよ」。
垂れ歩でも勝ちのようですが、連打の方が分かりやすい
「同香」に「2五桂」と跳んで「詰めよ」が続く
以下、一手一手になると思います。

実は気になる筋があります。

「6一竜」「4一金打ち」「6三角打ち」「8九金」
「同玉」「7七桂跳び」「同銀」「6三竜」

長くなりそうです。

しかし、この変化は「6一竜」を否定する要素にはならないようです。

次のような傍証があるからです。

    それを証言するのは「8二にいる後手の銀」です。

  • もし、8二に後手の銀がなかったら、「6一竜」ではなく「7一竜」と入れます。
  • そこで後手が「4一金打ち」ならば、「5二角打ち」で、角の打ち場所を素抜きの筋から外せます。*注
  • でも、よく見てみると「後手は6筋に歩が打てる」ではありませんか。
  • 8二に銀が居なくても、「7一竜」に対して「6一歩」と中合いをすれば、後手は先手の目論見を阻めます。*注

後手に延命策を許す前述の順に至る「6一竜」が間違いなら「6一歩」が打てるだけで仕掛け作りは充分なはずです。
「6一歩打ち」の中合いが利く以上、「6一竜」が不正解なら「7一竜」も不正解で、8二に銀を置いて「指せないようにする」理由がありません。
一歩が加わると勝敗が入れ替わるのなら別ですが、この局面のどこを掘り返しても、そのような変化は埋まっていそうにありません。

にも関わらず、何故8二に後手の銀はあるのか?
この問いに対する答えは、そのまま、この第四問の答えでもあります。

すなわち、この取って付けたような配置は、
「7一竜」を消して「6一竜」に限定するための、「余詰め防ぎ」ならぬ、「余解答防ぎ」です。

なるほど、「1二玉」には、「1四香」が簡明ですね。
しかし、「4一金打ち」に、「1一歩成り」は、竜を抜かれます。いいんですかね?
後手は金を手放して攻め駒不足だし、「2一と」からの攻めがきつい事も確かですが、ハッキリ良くなる手順が見つかりません。
「6四角打ち」で竜の道を止めてから、「2一と」「同玉」、 そこで、後手の「6九飛車打ち」を予め避けるべく自陣に手を入れるんでしょうか?
スッキリしませんねー。
竜の進入を避けるために打った「6四角」が攻撃目標になっている、、

*注
「6一竜」「4一金打ち」に「5二角打ち」、あるいは、
「7一竜」「6一歩打ち」「6一同竜」「4一金打ち」に「5二角打ち」、
上記の二つの手順の最終手「5二角打ち」が何故いけないのか?
「5二角打ち」以下、
「8九金」「同玉」「7七桂」「同銀」「6一竜」「同角」「6九飛車」
これは長引くどころか、負けかもしれません。
6一に竜がいる状態で「4一金打ち」とされたら、「6三角打ち」でなければなりません。
以上が、問題図から「8二の銀」を消去した仮想局面で可能となる先手の「7一竜」対して、後手の中合い「6一歩打ち」が有効手たる所以です。

今回の応募は三月六日に投函しました。

〆切の四月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
四月二日に追加記入済み。


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に、三段、四段、各コースの卒業証を取得していますので、
深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。陸(ろく)に読んでいません。

初.二.三段コース

一問目

離れ駒にする

トコタヌの答案は「4四銀」


二問目

端でしょう

トコタヌの答案は「1三銀打ち」


三問目

遠くから

トコタヌの答案は「5二飛車打ち」


四問目

取らない

トコタヌの答案は「2三飛車成り」



|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第327回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

「次の一手問題」で大駒の絡む場合の定番。

トコタヌの答案は「9二飛車打ち」です。これは正解です。

9筋の守りに効かしながらの「詰めよ」。
後手が角でこの飛車を取れば、2五の敵歩がブラになるので、後手玉は即詰み。


二問目

筋良く勝ちになる手順は見つかりません。

例の重い扱い勝手の駒をベタッと受けたらどうなるでしょう?
後手が負けずにベタッときたら、そこで初めて第一感で浮かんだ手を、、
でも、なんとなくスッキリしませんね。

トコタヌの答案は「8八金打ち」です。これは誤答です。


三問目

ヒント通り攻防兼備の手
攻は、5分で三級程度の「詰め将棋」。
防は、「岩より硬い」

トコタヌの答案は「4三竜」です。これは正解です。


四問目

サイドに切れ込むディフェンスに絡んでガードが潰れてしまったため、ロールアウトしてレシーバーを捜すクオーターバックが孤立した。

逆形に違和感を覚えれば、答えはすぐそこです。書きすぎかな?

トコタヌの答案は「7一馬」です。これは正解です。

「7一馬」以下、
「同金」「4二竜」「同玉」「4三金打ち」「5一玉」「4一角成り」「6二玉」
「6三金打ち」、7二の金を7一に引き下げておいたので、この手が可能

〆切の三月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
今回の応募は、二月六日に投函しました。


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に、三段、四段、各コースの卒業証を取得していますので、
深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。陸(ろく)に読んでいません。

初.二.三段コース

一問目

もし、トコタヌの答案が正解だったら、級位クラスの問題

トコタヌの答案は「7三角」

「詰めよ」のかけ方としても、「空き王手」の防ぎとしても、平凡な手です。


二問目

もし、トコタヌの答案が間違っていたら、高段クラスの問題

トコタヌの答案は「5二銀打ち」

これも平凡な手です。


三問目

これ以上の普通はないというほどの普通の手

トコタヌの答案は「2七歩打ち」


四問目

痛快な手が炸裂

トコタヌの答案は「5五銀」



|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第326回に挑戦


四.五.六段コース

今回も全題「第一感」の手で応募するつもりです。癖になってしまいました。

一問目

普通はない手。「わざわざ大駒を当たりにさせる」んだから、

「大駒は近づけて受けよ」という格言があります。
大駒を小駒の射程距離まで誘い寄せて⇒
取りを掛ける、あるいは、大駒が続けて動くと当たりになる受けをする⇒
より高性能な大駒は小駒と刺し違えるわけにはいかず⇒
遠ざかざるを得ない、あるいは、続けて動くことが出来ない。
つまり、価値の差を逆手にとって、手を稼ぎながら、または、大駒の能力を封じることで、効率良く受けることが出来ます。

トコタヌの答案は、この状況に大駒の方から突っ込んで行く手です。

トコタヌの答案は「5三歩打ち」です。これは正解です。


二問目

もったいない感じ。

トコタヌの答案は「9七金打ち」です。これも正解です。


三問目

かたつむりみたいな、、、

トコタヌの答案は「3六歩」です。これも正解です。


四問目

トコタヌの答案は「1二歩打ち」です。これは誤答です。

以下緑字域は、二月六日に記述

大きな読み落としを発見!!「1二歩打ち」は間違っていました。

「1二歩打ち」「同金」「4一竜」「9七歩打ち」「8九玉」「4五馬」
「同銀」「8八歩打ち」「同玉」「7六桂打ち」「8九玉」「7八歩成り」
「同玉」「6八と」「8九玉」「7七桂不成り」
ありゃりゃりゃ、、詰んでしまった。

後の祭りなので元気が出ませんが、自らを叱咤して読んでみました、、

「1二歩打ち」の代わりに金気を打つのでしょう。
金は詰み手順に必要なので、なけなしの一枚を使うわけにはいかない。
ですから、銀に限定されます。
銀を渡しても最後が打ち歩になるので、先手玉は詰まないようです。
すなわち、「1二銀打ち」「同金」「4一竜」「9七銀打ち」「8九玉」「4五馬」
「同銀」「8八銀成り」「同玉」「7六桂打ち」「8九玉」「7八歩成り」
「同玉」「6八と」「8九玉」「7九と」「9八玉」で、詰まない。

「打ち歩禁」のため、歩以外の駒では詰まない図。この逆説的な絡繰りは詰め将棋作法の一つです。

以上から、この問題の正解は「1二銀打ち」だと思います。

「余計なお世話」気味の注−「1二銀打ち」「同金」「4一竜」、、、
この4一竜は詰めよです。(1二銀を打たずに、単に4一竜は詰めよになりません)

ナニ!なに!何!正解は「1二金打ち」だって!?

エ〜〜〜!!歩で間に合いそうなところに金気を使うことだけでも異筋なのに!!
三枚ある銀ではなく、「決め手に残せ」と格言に詠われる、それも一枚しかない「金」を打つの〜〜!?

この問題を私に解けと言ったって、そりゃアナタ無理です。

あまりのことに、なぜ銀では駄目で、金なら正解なのか?確かめる気力も湧きません。
しかし、まあ、多分、、、、、
4一竜の時点で銀が手駒に三枚残っていないと、後手玉が詰まないのでしょう。
金は4一竜で入手した一枚で足りるのでしょうね。

〆切の二月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。

今回の応募は一月二日に投函しました。


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に、三段、四段、各コースの卒業証を取得していますので、
深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。陸(ろく)に読んでいません。

初.二.三段コース

一問目

斜に捨てる

トコタヌの答案は「3四銀」です。


二問目

打った駒を活用するのは結構大変ですが、敵玉の形がヒドイから成立してる

トコタヌの答案は「6一角打ち」です。

以下、「8二飛車」「4三角成り」「同玉」「8九金打ち」
角を捕獲するために金を手放すわけですが、通常、このような僻地?に金気を打つと二次的な活用が望めず、たとえ駒得であっても、大した戦果は揚がりません。
しかし、この場合は、4三に露出した敵玉の姿がヒドイので成り立っています。

この問題は難しくはありませんが、佳作だと思います。
問題図の後手玉は不安定ながらヒドイとまではいえません。
「後手玉のヒドイ姿」は、8九に打つための金の入手に至る作意手順の結果であって、 これが「問題の品位」を担保しています。


三問目

取った駒で退路を塞げば受け無しでしょう。
大駒切って暴れてきても、手にならない。

トコタヌの答案は「8一角成り」です。

以下、「同飛車」「7四桂打ち」で、必至でしょう。
「8九竜」と暴れてきても、「同玉」と取っておけば、後手は横に利く駒が品切れで後続手がありません。(どう王手されても「9九玉」)


四問目

簡単、、「詰めよ逃れの詰めよ」

トコタヌの答案は「6四角成り」です。



|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第325回に挑戦


四.五.六段コース

今回は奇数問は自信有り、偶数問は自信なしです。

一問目

高段コース挑戦者であれば、この問題は一目でしょう。

トコタヌの答案は「4二銀不成り」。これは正解です。


二問目

解りません。格言通りに指すと先の見通し暗い。

トコタヌの答案は「1四銀打ち」。これは誤答です。

格言通り、玉の腹から銀を打ってみたけれども、どうですかね?
この場合は適用外カナー?


三問目

ギットリ受ける。脂っこい手だなー。

トコタヌの答案は「4八金打ち」。これは正解です。

普通、捨て駒は軽妙感を伴うものですが、この手は「金と金の鉢合わせ」のせいか、ネットリとしてますねー。


四問目

成り返って受ける。後の変化は読むの面倒。合ってることにしようよ。

トコタヌの答案は「1三香打ち」。これも正解です。

以下、「同金」は詰むので、「同玉」の一手。
「3一角打ち」「2二香打ち」「9七角成り」、で、如何なものでしょう?

本業が一年中でダントツに忙しい時期です。流石に余裕がありません。
図らずも前回同様、第一感で浮かんだ手を答えとして採用することになりました。

〆切の一月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
一月二日に追加記載済み


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に、三段、四段、各コースの卒業証を取得していますので、
深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。陸(ろく)に読んでいません。

初.二.三段コース

一問目

跳んで⇒取ったら⇒寄って受ける。

トコタヌの答案は「6五桂」


二問目

突き出して交換強要。

トコタヌの答案は「5四歩」


三問目

ここに捨てれば、「打ち」の隙間が出来る。

トコタヌの答案は「9二竜」


四問目

成った方がいいと思う。

トコタヌの答案は「3三桂成り」



|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第324回に挑戦


四.五.六段コース

今回は全問「第一感」で得た答案で応募することに決めました。
深い理由はありません。
珍しく、全問「第一感」の手が問題図を見るなり浮かんだので、そのような気分になっただけです。
その「第一感」を11月16日の一日だけ掲載します。
と言っても、当然の事ながら、例によって例がごとく、「正解であること」を保証しません。

一問目

トコタヌの「第一感」は、「*****」です。

トコタヌの答案は「6三歩打ち」。正解です。

以下、「同飛車」「8二角打ち」「6七歩打ち」「8八飛車」で、先手優勢だと思います。


二問目

トコタヌの「第一感」は、「***」です。

トコタヌの答案は「6五歩」。正解です。


三問目

トコタヌの「第一感」は、「*****」です。

トコタヌの答案は「5三歩打ち」。正解です。

この問題だけは「第一感」が今ひとつシックリしません。
a/「同飛車」「5五歩打ち」「4五金」「同桂」「同歩」で、「4六桂打ち」のイヤミが残る。
b/「同金」「4四歩」「5五歩打ち」、、ハッキリしない。以下、「4五桂」「4四金」「5三歩打ち」??


四問目

トコタヌの「第一感」は、「*****」です。

トコタヌの答案は「9三銀成り」。正解です。

四問目が一番簡単。これは合ってるでしょう。

16日を過ぎましたので、お約束通り、棋譜を「*」でマスクしました。
ただし、「*」の数はマスクを施す前の文字数に対応しています。

〆切の十二月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
十二月二日に加筆済み

今回は全問正解でした。


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に、三段、四段、各コースの卒業証を取得していますので、
深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。陸(ろく)に読んでいません。

初.二.三段コース

一問目

トコタヌの答案は「8三角成り」


二問目

トコタヌの答案は「7六桂」


三問目

トコタヌの答案は「6五角打ち」


四問目

トコタヌの答案は「5七馬」



|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第323回に挑戦


四.五.六段コース

322回で点数に達し、四段卒業証を取得しましたので、323回からは五段コースです。

一問目

私の思い付いた手は専守防衛で攻め味は皆無。
しかし、この手に対して後手の立場で攻めの継続を考えてみましたが、どうしても切れ筋に陥ります。
多分、この手が正解でしょう。

一見、攻防兼備の「3五竜」は、後手に「2八金打ち」から「3七金」があり、
上記を避けて「2五竜」ならば、「同金」と遠慮なく取られて、全然駄目。

トコタヌの答案は「1五角打ち」。これは正解です。


二問目

難しい!!

先手玉には詰めよが掛かっていますが、これを単純に解(ほど)こうとすると一手一手に追い込まれそうです。

トコタヌの第一感「3五銀」は「問題の正解」とするには、あまりにも平凡。

そこで、一捻り。
駒を補充されるから「詰まされてしまう」。
補充できないように、空にしておけば良いのではないか?

トコタヌの答案は「7六銀」です。これは誤答です。

今、お読みになっている、この数行に「7六銀」が正解であることを前提とした能書きが色々と書いてありましたが、
トコタヌの答案が誤りだと判明しましたので、当該部分を全て削除します。


三問目

ヒントが的確すぎます。

トコタヌの答案は「7一銀打ち」。これは正解です。


四問目

これは良い問題ですねー。

トコタヌの答案は「4三角打ち」です。これは正解です。

この問題は傑作だと思います。その理由を箇条書きにすれば、、

  1. 「問題図で先手玉に掛かっている詰めよの詰手順」

    「6八と」「8八玉」「7七銀成り」「同桂」(同玉は7八金打ち)「7六桂」「9九玉」「8八金打ち」

  2. 「正解手によって後手玉に掛かる詰めよの詰手順」

    「2二と」「同角」「2三香成り」「同玉」「3四角成り」「1四玉」「1五銀打ち」

  3. 「正解手を限定する仕組み」

    正解手「4三角打ち」の代わりに「5四角打ち」とすると、
    上述「3四角成り」で「4五角」となり、「3三玉」とかわされて詰まない。

  4. 「後手の応手を制限する駒配置」

    正解手「4三角打ち」を「同金」と取ると、「2二と」「同角」「2三銀打ち」で詰んでしまう。

  5. 「紛れを誘う仕掛けに見せかけた、実は、正解手を否定する変化を阻止する置き駒」

    5六にいる先手の金は後手の桂で取りになっている。
    後手の持ち駒に斜に利く駒がもう一枚加わると、先手玉は詰む。
    「だから、取られるとマズイ」と思わせるのが出題者の狙いかといえば、それは隠れ蓑。

    この金がないと正解手は成立しない。なぜかと言えば、、、
    先手「4三角打ち」後手「2四角」「3二角成り」「6九と」「同玉」「6七香打ち」「7九玉」⇒
    ⇒後手「3五角」のときに、先手「4六歩」で角道を遮断できる。

    「5六の金は紛れに誘う配置」という先入観を持つと、「3五角」に対する「4六歩」を見逃すかもしれない。
    「4六歩」に気付かないと、以下のような錯覚に陥る。↓
    後手の「2四角」に「3二角成り」はなく、「同歩」の一手で、「4三金」と角を取られてしまう。
    従って、答案手「4三角打ち」は成り立たない。

    ただし、この「紛れ」は、謂わば副産物で、作図の初めから意図されたものではないかもしれません。
    つまり、角道を遮断するために金を配置したら、問題の作意に主要な役割を担う駒「6四にある後手の桂」で取られる位置に(たまたま)なった。

  6. 「変化の面白さ」

    上述「6九と」以下の変化は面白いでしょう。

    「6九と」ではなく「6八と」として「同玉」なら、「3八竜」で、
    後手の手駒が「金、銀、歩2」になり、先手玉は詰むが、
    「6八と」には勿論「8八玉」と逃げる。玉がと金の陰になっているので、「3八竜」が王手にならない。
    後手が更に「7八と」と「と金」を押し売りしてくれば、流石に、これは「同玉」の一手だが、
    玉の位置が一路遠いために駒が足らない。↓
    「3八竜」「同銀」「6七銀打ち」「8八玉」「7八金打ち」⇒「9九玉」=雪隠に逃れてセーフ

    また、「6九と」以下の変化で「4六歩」の防手を与えぬために桂で金を取ってしまう手を後手が挟もうとしても、うまくいかない。

    4六の金を桂で取るために、「6九と」から「6八金打ち」で先手玉を「6八」の地点に引き出し⇒
    初心者向けの注B→「6九と」「同玉」「6七香打ち」「7九玉」に「6八香成り」は「8八玉」と逃げられ、
    何をしているのか判らない。=徒(いたずら)に、と金を捨てて、香を無駄遣いしただけ。

    ⇒苦労のあげくに「4六桂」=金を取るために金を投資したので後手の手駒は変わらず、
    おまけに「5七玉」と逃げられるとつかまらない。

    さらにしつこく変化を追えば、、「5七玉」の後、後手「3五角」は「4六銀打ち」の合いで逃れ。
    「4六桂」の前に「3八竜」「同銀」を入れれば、「4六桂」に「5七玉」「3五角」に「5六玉」で広い。

    実に巧く作図されています。

  7. そして、「正解手によってスカッと割り切れる爽快感」

第323回の応募は十月二十五日に投函しました。

〆切の十一月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
十一月二日に加筆済み


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に、三段、四段、各コースの卒業証を取得していますので、
深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。陸(ろく)に読んでいません。

今回は易しかったようです。全問、一目で解けました。

初.二.三段コース

一問目

軽い駒を軽く捨てます。

トコタヌの答案は「5一と」


二問目

取りながら成るぞ。

トコタヌの答案は「7五角」


三問目

普通なら、お手伝い

トコタヌの答案は「8二歩打ち」


四問目

「玉の腹から銀を打て」という格言はあるけれど、、

トコタヌの答案は「6一銀打ち」



|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第322回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

トコタヌの答案は「1六角打ち」。誤答です。

他にめぼしい手が見つかりません。
この「1六角打ち」も、後手に「1四飛車」と予め逃げておかれると芳しくありません。

「1六角打ち」「1四飛車」「2七角」「7二銀」「1六歩」の後、後手の指し手が難しい(局面A)
これが、「1六角打ち」採用の理由です。

多分、不正解でしょう。

一目で映る「4一角打ち」は、
「7二銀」「3二角成り」「同飛車」「2四歩」「同歩」「同飛車」「2二歩打ち」
はっきりしません。

この点線囲み内は10月3日に記述


先に「2四歩」はあるかもしれません。以下、、
「同歩」「1六角打ち」「3三飛車」「2四飛車」「2三歩打ち」「4四飛車!」

しかし、後手「3三飛車」のところ「2五角打ち」とされると、
「同角」「同歩」「同飛車」↓
イ=「2四歩打ち」、又は、ロ=「2三歩打ち」で単なる飛先交換になりそう。
ただし、後手の最終手の「歩打ち」に「2八飛車」と引いた局面は上述の局面Aより更に後手の指し手が難しい。



二問目

トコタヌの答案は「4二金打ち」。誤答です。
ひねりが全く無い手で、自信を持って、不正解だと言えます。


三問目

トコタヌの答案は「7一銀打ち」。誤答です。
これも凡庸な手で、間違っているでしょう。


四問目

トコタヌの答案は「7九飛車」。これは正解です。

今回、唯一、合っていそうな答えを導き出せたのが、この四問目。

馬の処置を訊いてから、「7三飛車成り」と切る含みです。

馬が5九にいる状態で(2六に利いている)、後手の持ち駒「金、銀、桂、歩三枚」に「飛車」が加わると、
「2七銀打ち」から先手玉は詰んでしまいます。
詰手順は、後手「2七銀打ち」に対して、
A⇒「同金」は「3八金打ち」「同玉」(「1八玉」は「2六桂打ち」)「5八飛車打ち」迄
B⇒「同玉」は「2六歩」「1八玉」(「1六玉」は「2四桂打ち」)「2七金」
「同金」「同歩成り」「同玉」「2六飛車」「1八玉」「2八金打ち」迄、

つまり、いきなり「7三飛車成り」と切るわけにはいかないのです。

今回は、四問目を除いて自信無しです。

しかし、四段卒業の一万点まで、あと五百点だし、
余りが出ても、次のコースに持ち越せないので丁度いいのです。

我ながら、なんと不細工な負け惜しみだろう。

4dan_ninteisyou
満点なら応募五回で済むところ、七回も掛かってしまいました。

〆切の十月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
十月二日に加筆済み


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に三段コースの卒業証を取得していますので、深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。陸(ろく)に読んでいません。

初.二.三段コース

一問目

トコタヌの答案は「8二飛車打ち」


二問目

トコタヌの答案は「8六歩」


三問目

トコタヌの答案は「9一飛車成り」


四問目

トコタヌの答案は「3一竜」



| ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第321回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

一問目なのに難しい。

歩があれば、玉頭を叩ける、、。だから、、、

現時点で書けるのは、これだけ。

トコタヌの答案は「4三馬」。これは正解です。

この手は「詰めよ」。先手玉は詰まないし、うまい切り返しもなく、後手は「同金」の一手。
継いで先手は「4一飛車打ち」と迫る。この手も詰めよ。
依然として先手玉は詰まないので、後手は受けざるを得ない。手段は次の二通り、
A⇒「3一香打ち」には、先手「4三飛車成り」。以下、後手「8六歩」なら、
先手「2三金打ち」「1四玉」「2四金」「同玉」「4四竜」「3四銀打ち」「3五銀打ち」「1三玉」
「1四香打ち」「同玉」「3四竜」「1三玉」「2四銀」「1二玉」「2三銀打ち」以下、詰み、
B⇒4三の金と、1一の香の両方を守る「2一角打ち」に対しては、
その角を犠牲にして得た、なけなしの一歩が物を言います。
つまり、「1四歩打ち」「同玉」「2一飛車成り」「同金」「2三銀打ち」以下、詰み

先に「4一飛車打ち」は手順前後。
後手「3一香打ち」先手「4三馬」のあと、手抜きで「8六歩」とされ、負けになりそうです。
「2三」に王手で打ち込むべき飛車を「4一飛車打ち」で手放してしまっているからです。


二問目

今回、易しいのは、この二問目だけです。

端に駒を打ちますが、歩は香で受けられてドーナルカ?

トコタヌの答案は「1四銀打ち」。これは正解です。

この手は詰めろ。後手が「同銀」と取れば「1三角打ち」以下、詰み
「1一香打ち」と受ければ、「2三銀成り」「同金」の後、
下段から角を王手に打って、後手がどのように応じても「2三馬」、
「1二銀打ち」の受けなら、先手「1三歩打ち」で、
後手「1四銀」は「1二歩成り」以下。また、後手「1三同銀」は「1一角打ち」が解りやすい。


三問目

これは難問ですねー、、

先手玉には詰めよがかかっていて、後手玉に即詰みはない。
この形では「詰めよ逃れの詰めよ」もなさそう。

手前に誘う捨て駒は無効。一段前からの押し売りのような捨て駒が有効。

これ以上、書いちゃマズイかな。

トコタヌの答案は「6七金打ち」。これは正解です。

変化が多岐にわたっていて、書くと長くなります。興味のある方は御自分でお調べ下さい。

と言ってしまっては実も蓋もないので、読みの勘所だけを、、

後手玉に「即詰み」無し。「詰めよ逃れの詰めよ」無し。
となると、、、

  1. 受け⇒後手の攻めを二手以上遅らす。
  2. 攻め⇒先手の攻めを速める。(例えば、その局面で使い勝手のある駒を入手する)
しかありません。

「6七金打ち」は、「上記(1か2)の、いずれかのみに行き着く順」を後手に強いる唯一の手段です。


四問目

鍵は「4三」の地点の勢力争い??
自玉の危険度が見えにくい局面。

トコタヌの答案は「3五歩打ち」。これは誤答です。

自信ありません、、

今回分(321回)の掲載が遅れたのは、将棋世界の購入が八月二十日だったからです。

今回の応募は八月二十四日に投函しました。
〆切の九月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
九月二日に加筆済み


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に三段コースの卒業証を取得していますので、深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。陸(ろく)に読んでいません。

初.二.三段コース

一問目

小駒だから捨ててもいいでしょう

トコタヌの答案は「8五桂」

正直言って、少し違和感のある手ですが、面倒なので変化は精査しません。

やはり、間違っていましたね。「違和感」は裏切りませんでした。


二問目

大駒取り

トコタヌの答案は「6八飛車打ち」


三問目

両取り

トコタヌの答案は「3八銀打ち」


四問目

捨て駒で遅らすしかなさそう

トコタヌの答案は「6九角打ち」

「6九飛車打ち」を許すと速度で勝てない。
6九に捨て駒をするしかないけれど、角か金かが読まないと決められない。
、、感じでは角。

「怠け心」は裏切りませんでした。キッチリ間違えました。



|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第320回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

3二に銀を上がってしまっている後手陣を見れば見当がつきます。
後続手の歩打ちで後手はしびれます。

トコタヌの答案は「6四角」。正解でした。


二問目

ボーヨーとしていますね。

トコタヌの答案は「7一角打ち」。正解でした。


三問目

ムズイ、、

トコタヌの答案は「9七角打ち」。正解でした。


四問目

これはもう、大駒切りで、詰めよ。

トコタヌの答案は「6四角」。正解でした。

第320回の応募は七月二十八日に投函しました。
〆切の八月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
八月五日に加筆済み

言い訳になるけど、、暑い!!読む気起こりません、、
それに、本業で新しい試みを始めたため、暇もない、、
そんなこんなで、今回はNGでしょう。

にも関わらず、なぜか全問正解でした。


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に三段コースの卒業証を取得していますので、深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。陸(ろく)に読んでいません。

初.二.三段コース

一問目

飛車逮捕

トコタヌの答案は「6四歩」


二問目

「飛車封じ込め」と「飛車成り」の両天秤

トコタヌの答案は「8六歩」


三問目

両取り含み

トコタヌの答案は「1四歩」


四問目

死に角を活かす

トコタヌの答案は「7五銀」



|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第319回に挑戦


四.五.六段コース

第319回は全問正解でした。

一問目

今回は三問目を除いて難問揃いです。
特に、一問目が難しいのは如何なる趣向でしょうか?

第一感は?を取る手です。
この手に対して飛車を取ってくれれば勝てそうですが、同?とされて思いの外、難しい。
三手後の王手に対して合をせず、階段の手摺りから半身を乗り出すような玉の逃げ方をされてたじろぎます。
多分、王様で王様を攻める形が正解手順の含みとなります。
六月中旬の現時点で書けるのは、ここまでです。

「5二銀不成り」「同金」「3五香打ち」「2二玉」「5二竜」「1三玉」「2四歩」「6四角」
「2三歩成り」「同玉」「4三竜」「3三歩打ち」「同香成り」「同桂」「3四金打ち」以下、詰み

「王様で王様を攻める形が正解手順の含み」が、どのような意味かといえば、、
七手目の「2四歩」に対して、後手が「2六銀打ち」と王手をしてくる筋に具現します。
以下、「同玉」「3六銀成り」「2五玉!!」です。

上記の通り、トコタヌの答案は「5二銀成らず」です。正解でした。

なぜ「成り」ではなく「成らず」なのかといえば、、
「5二銀成らず」以下、後手が手抜きで「6四角」とでも指してきたとき、
「4二銀成らず」「同角」に「4三銀成り」とできるからです。

この答案は正解でした。


二問目

第一感は歩の垂らしですが、あまりに簡単すぎて、正解とは思えません。

トコタヌの答案は「6三歩打ち」です。正解でした。

なぜか、この問題、読むのが無性に鬱陶しくて、第一感を殆ど検討せずに採用しました。

にもかかわらず、正解でしたね。


三問目

第一感が、モロに正解っぽいのは、この問題だけです。

この行以下の青字部分は六月二十二日まで掲載します。
*****************************************************
以下、二十数行、、、
只今、六月二十二日12時30分。予告より半日早めですが、削除しました。

トコタヌの答案は「4二竜」です。正解でした。

一目、先手玉は受け無しです。なにしろ歩しか持っていないんですから。
一手勝ちを目指す以外に活路はありません。

幸い、今現在、先手玉は「ゼ」です。詰めよの連続で「必至」に持ち込めば勝ちです。
正確には「桂馬を渡さずに」の但し書きが付きますが、渡したくても渡せない形です。

(注−
後手の持ち駒に桂馬が加わると、「8五桂打ち」「同歩」「8六捨て駒」で先手玉は詰んでしまいます。
つまり、桂馬を渡さぬ事が「ゼ」の条件なのです。
しかし、この局面から桂馬を渡す羽目になるわけがありません。
また、念のために書いておきますが「4四桂」は詰めよではないので、
「桂馬を渡す渡さぬ」に関わりなく、「7八竜」とされて負けです。
「4四桂」「7八竜」「2二歩成り」「同歩」「同香成り」「同玉」「3二桂成り」「同玉」
「2三銀打ち」「2一玉」「2二歩打ち」「1一玉」で詰まず、、
途中、「2三銀打ち」で「3三歩打ち」は「2三玉」と逃げられて全然ダメ。)

では、後手玉に詰めろを掛けるには、どうしたらよいか。
手段は限られています。なにしろ歩しか持っていないんですから。

敵陣一段目に竜を進入して、次に2二歩成り、これはさすがに安直すぎ。5一の歩には馬のヒモが付いています。

他に詰めろを掛ける手はないか?
あります、それが「4二竜」です。
次に「2二歩成り」「同歩」「3一竜」「2一合駒」「2二香成り」で詰みます。

ここからは、後手の立場で考えたほうが解りやすい。

後手が、上述の詰みを防ごうとすれば、方策は三通り。
「3一に竜が移動できないようにする」か
「2二歩成りを歩以外の駒で取れるようにする」か
「2二香成りを歩以外の駒で取れるようにする」、ですが、、
どれも実現不可能、若しくは、実現しても無意味です。

「4一金打ち」とすれば、「3一竜」そのものは防げますが、
「同竜」と取られ「同銀」に「2二金打ち」で詰んでしまいます。

斜前に利く駒を渡すと、2二に打たれます。

3一から9七を結ぶ斜めのラインのどこかに角が打てれば詰めよ逃れの詰めよになるのですが、
打てないように問題図は作られています。
「7五角打ち」「同歩」「同馬」も、「2二角打ち」で無効。

斜前に利く駒を渡すと、2二に打たれるんですよー。

また、5五か3三に角を打てば「2二歩成り」を「同角」と取る形が作れますが、
3二の銀を竜で取られて、次に「2二銀打ち」とされる手が防げず、必至になってしまいます。
「3三銀打ち」も同様に「3二竜」と銀を取られて負けです。
「2八竜」として、「2二香成り」に「同竜」を用意しても、同じく3二の銀を取られます。

斜前に利く駒を渡すと、2二に打たれるんですってば。

つまり、先手の「4二竜」に続く攻めを防ぐ手だてが後手にはないのです。

この答案も合っていました。


四問目

この問題はじっくり読む必要がありそうです。まだ手を付けていません。

AnyWay、、詰めろが掛かっていますねー。防ぐには銀打ちかなー?

大して気付きにくい詰みではないから書いてもいいでしょうね。
「9六銀打ち」「8八玉」「8七銀成り」「同玉」「8六歩」「同玉」
「7五銀」「8七玉」「8六歩打ち」「8八玉」「8七金打ち」「8九玉」「7九桂成り」

トコタヌの答案は「7六銀打ち」です。正解でした。

この手は詰めよ逃れの詰めよです。この答案も合っていました。

第319回の応募は六月二十二日に投函しました。
〆切の七月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
七月二日に追加記載済み

満点が取れました。
今回は、どの問題にも手強さを感じたので、普段より広く深く変化を穿った、その成果だと思います。


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に三段コースの卒業証を取得していますので、深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。陸(ろく)に読んでいません。

なお、今回、「四、五、六段コース」が難問揃いだったのに対して「初、二、三段コース」はカンタンです。

初.二.三段コース

一問目

王手飛車が、、、、

トコタヌの答案は「3一角打ち」


二問目

ぶった切って、引っかけ

トコタヌの答案は「2二竜」


三問目

「成り返り」

トコタヌの答案は「3一飛車打ち」


四問目

「詰めよ」を解消しないことには、仕事になりません。

トコタヌの答案は「6六角」



|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第318回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

私は序盤が苦手です。一目では浮かびません。
歩を突く、桂を跳ねる、飛車を横に動かす、のいずれかだと思います。
「角を引く=手損に手損で応じる手」もあるかも

AnyHow トコタヌの選択は「兵力の追加」です。

トコタヌの答案は「2五桂」です。これは不正解でした。

一筋を突き越し、香を上がって、その下に飛車を回り、角も端を睨んでいる。
これで桂を跳ばなかったらおかしいでしょう。

ただ、後手の玉が未だ入城していないことと、、
「2五桂」が、あまりに平凡すぎて少し不安です。


二問目

これはブツケル手でしょう。
銀を取れば成るし、交換なら打ち場所は先手の方が多い。

トコタヌの答案は「4八飛車」です。これは正解でした。


三問目

派手な手で気付きやすい。
ただ、角を取られた場合は、成らずが筋。

トコタヌの答案は「4三銀打ち」。これは正解でした。


四問目

締め切り日の六月一日が過ぎたら掲載します。

トコタヌの答案は「8三竜」です。これも正解でした。

第318回の応募は五月二十六日に投函しました。
〆切の六月一日を過ぎたらトコタヌの答案を各囲みの末尾に緑字で追加します。
(六月二日に追加記載済み)


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に三段コースの卒業証を取得していますので、深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。陸(ろく)に読んでいません。念のため、、。

初.二.三段コース

一問目

打ち場所を間違えないように。

トコタヌの答案は「2一角打ち」です。


二問目

これも打ち場所が二カ所ある。
同じ二枚替えでも、大駒と子駒の交換は損。

トコタヌの答案は「6一銀打ち」です。


三問目

軽く「??捨て」でしょうね。

トコタヌの答案は「4四歩」の突き捨てです。


四問目

低段コースですが、この問題には興味を感じたので、少し深く読んでみました。

戦果が明らかになるまで手数が掛かります。

手順の中程に、駒の節約と大駒の利き筋を通す一石二鳥の細工が入ります。
これ、ものすごいヒントです。トコタヌの考える答えが合っていたらの話ですが。

当然の事ながら「即詰み」は専門の「詰め将棋」にお任せといった棲み分けの傾向は確かにあります。
しかし「次の一手」の正解が即詰みであっても違反ではありません。

この問題を(ヒントにある通り)難しく感じるとしたら、、
タダでさえ「次の一手」の正解に「即詰み」は少ないのに、一見「とても詰むとは思えない形」だからでしょう。
詰むことが分かっていれば、つまり、「詰め将棋」としてならば、それ程難しい問題ではありません。

トコタヌの答案は「6六金打ち」です。

この手を初手とする23手詰めです。

手順は、、
「6六金打ち」「同玉」「6三竜」「7六玉」「5四角打ち」「8五玉」「8六歩」「8四玉」
「8五歩」「同玉」「6五竜」「7五桂合い」「7六銀打ち」「8四玉」「7五竜」「9三玉」
「8五桂打ち」「9二玉」「8一馬」「8三玉」「7二馬」「9二玉」「8四桂打ち」迄、23手詰め、、

手順中、「5四角打ち」は限定打です。
また、「8六歩」〜「8五歩」=歩の押し売りから「6五竜」は、駒の節約と、角の利きを7二、8一に通すためです。



|ページ先頭へ | 将棋の見出しページ | アミューズメントプラザ | ホームページ | お断り


将棋世界/昇段コース/第317回に挑戦


四.五.六段コース

一問目

第一感は、、

「三筋の香打ち」でしょう。
3六に敵の歩(要の作意?)があるので3五より上に打つしかありませんが、3四には敵駒が利いています。
従って「3五香打ち」。

この手は、後手玉の三筋への遁走路を遮断し、「3二銀打ち」からの詰めよになっています。
しかし、成立しません。
「3五香打ち」以下、「7九角打ち」「9八玉」「3五角成り」「同角」「9六歩」で勝てないでしょう。

香打ちの位置を上へずらしてみます。
「3二銀打ち」から敵玉を追ってゆくと、香と「1四」の歩、両方ともが浮いています。
それでも、角が利いているから「つめよ」は消えてない、、、

しかし、そもそも、打った次の相手の手番で取られてしまう、、、さー、どうしたものか?

トコタヌの答案は「3四香打ち」です。これは正解でした。

以下、、「同金」「2三銀打ち」「4四金」「3三香打ち」(正式回答は「3二歩打ち」以下)で、受けはないと思います。
先手玉は辛うじて詰まないようです。
「7九角打ち」に対しても「7八金打ち」に対しても、また「7八銀成り」として「同玉」なら「5六角打ち」から銀抜きを狙う手に対しても、全て「9八玉」で逃れています。


二問目

第一感の手は、正解くさいので書けませんが、かわりに銀を逃げる手を検討してみます。

−1− 「9八銀」は、「8七歩成り」「7九玉」「4七角成り」「8七銀」「同飛車成り」⇒
⇒−イ−「8八歩打ち」「6七竜」「同金」「7八歩打ち」以下、、
⇒−ロ−「8八金打ち」「同竜」「同玉」「8六歩打ち」以下、、

−2− 「9六銀」と「7六銀」は、「8七歩成り」「7九玉」「4七角成り」「8五歩」
「8八角打ち」「8九玉」「9九角成り」「同玉」「9七香打ち」以下、、、

−3− 「7八銀」は、「8七歩成り」「7九玉」「4七角成り」「5八金打ち」「7八と」「同玉」「8七角打ち」以下、、

1、2、3、のいずれの手順も一例であって途中に変化はあります。しかし、どのみち手は伸びないようです。

この問題は、「1四歩」を実現させるための手稼ぎがテーマです。

トコタヌの答案は「7九玉」です。これは正解でした。

以下、、「8七角成り」「7八歩」で、一手スキが続かなくなると思います。


三問目

第一感というより、この局面では「指してみたい手」があります。
それは、盤の隅っこに何かを打つ手です。

欲張って取ってくれれば一手一手に追い込めますが、逃げられると変化が結構ややこしい。

トコタヌの答案は「1一銀打ち」です。これは誤答でした。

取れば、一筋に香を打ち、「1二歩打ち」に「1三歩打ち」として受け無しに追い込めます。
しかし、逃げられた場合の変化が読み切れていません。正直言って自信無しです。

過去の経験からして、このような場合は大抵間違っています。

以下の青字部分、五月二十三日に記述

投函後に問題を見直すことは今まで無かったのですが、人様の目にとまりうる場に晒したからには書きっぱなしと言うわけにもいかない気がして、今回初めて再検討した結果、

この問題の答えは「1二銀打ち」であると確信しました。

この手は「1一銀」の次に浮かんだ、つまりは「第二感」なのですが、詰めよに見えなかったので捨ててしまったのです。

ところが、詰めよだったのです。すなわち、、、
「1二銀打ち」「9七歩成り」「2三香打ち」!!⇒
変化A⇒「同金」「同銀成り」「同玉」「2一飛車打ち」「2二合い」「1三金打ち」以下、、
変化B⇒「1二玉」「1三飛車打ち」迄、、

「1二同玉」と取れば、以下、一筋に香を放って詰んでしまいます。
どうやら「1二銀打ち」は詰めよどころか必至のようです。


四問目

一感も二感も、敵玉は広すぎてフワフワととらえどころがなく、何も閃きません。

トコタヌの答案は「2一飛車打ち」です。これは誤答でした。

以下、、「2二歩合い」「3一飛車成り」「同飛車」「4二角打ち」、、??
この先がハッキリしませんが、「4三角打ち」より先まで手順が見通せるので採択しました。

三問目と同じく、感覚的にフィットせず、答案は間違っていると思います。
ヒントの通り、確かに難しい。正解手順には途中に絶妙手があると思います。

絶妙手は途中ではなく初手(解答手)でしたね。
しかし、「2四角打ち!」とは!!。出題者に脱帽です。

第317回の応募は四月二十八日に投函しました。
五月二日以降に筆者の答案を発表します。
囲み内の各問検討記事の末尾に緑字で掲載します。(五月二日に追加記載済)


ここからは「初、二、三段コース」の問題です。
私は既に三段コースの卒業証を取得していますので、深く検討する動機を持ち合わせていません。
解答は全て「第一感」によるものです。一問に付き30秒も読んでいません。念のため、、。

初.二.三段コース

一問目

先に「駒を捨てる手」です。
先に「歩取り」だと金で守られ、「駒を捨て」に行っても拾ってはくれず(代償に王様を拾われてしまうから当たり前)、今し方、金が移動して空いた隙間に歩を打たれてしまいます。
次に玉を引かれて、捨てに行った駒を遠慮なくゴチソウサマされる手が防げず、大失敗。

トコタヌの答案は「6五桂」です。


二問目

金気を動かす手でしょう。

トコタヌの答案は「4七金」です。間違っているかもしれません。

間違っていましたね。正解の「6四角打ち」も浮かんではいたのですが、目先の銀得に目が眩みました。


三問目

軽くだから捨てる手でしょう。横滑りです。

トコタヌの答案は「5三と」です。


四問目

取れば頭金という手。
先手玉は詰まないと思います。と金寄りの王手には取るより逃げた方が安全、、だよね?
大駒を打ってくる王手は無論取る一手だけど、「同と」にサヨナラ、「角成り」に「8八玉」で楽々セーフ。
後手が逆方向から大駒で王手をしてくるならば、「7九歩」、「5八と金」、「同金」、「2九竜」、「5九金引き」、、

トコタヌの答案は「7一角打ち」です。



お断り

  • 毎回の〆切である各月一日を過ぎるまでは、曖昧な表現をとらざるを得ません。
    一方、その曖昧模糊の底から要旨を浚(さら)い上げる高い棋力の持ち主であれば、本稿の示唆は釈迦に説法であって、参考に値しないでしょう。

  • 本稿は、高段コース卒業前の筆者と同等なアマチュア四段程度迄を読者として想定しています。
    これを超える棋力をお持ちの方からの、いや、あらゆる方からの「ご質問」「ご要望」「ご批判」は、お受けしたくありません。

  • 将棋世界昇段コースのレベルについて、筆者の場合

    筆者は道場四段ですが、

    初、二、三段コースの問題と同じ局面が実戦に現れたら、
    一分将棋の早指しでも、90%以上の確率で正解手が浮かびます。
    もっと持ち時間の長い将棋なら、ほぼ100%近く正解を指す自信があります。

    方や、四、五、六段コースの問題については、恐らく30%に満たないでしょう。(注2)
    コース卒業の棋力に達していないと認めざるを得ません。

    結論として、低段コースも、高段コースも、そこでの成績は、実戦の場での実力に相応すると思います。
    ただし、それは以下の青字部分の条件を遵守しての話です。

  • この稿の最後に筆者の信条を記しておきます。
    1. 私は、この検定の問題を解くとき盤駒を一切使いません。問題図を睨むだけです。
      盤上に問題図を移して駒を動かせば読みは格段に容易になります。)

    2. 考慮時間についても拘りがあります。將世を購入してから五日以内に答案を投函することにしています。
      (例え盤駒を使わずとも、例え日々に費やす時間は僅かでも、半月も続ければ全問解けて当たり前です。
      ただし、正直を言うと、早めに送ってしまうのには、もう一つ理由があります。
      それは同じ問題に数日付き合うと飽きてしまうからです。
      実際には三日目ぐらいには投函してしまいます。買ったその日に送ったこともあります。)
    赤字部分のような甘えを許せば、殆ど毎回、満点を取れるでしょうが、そうなったとしても嬉しくも面白くもありません。
    そのようにして得た回答を積み重ねて認定を受けても、その段級は実戦で通用しないからです。

    認定は実力の証明であるべきだと思います。
    少なくとも、アマ強豪に大駒落ちで敵わない六段コース卒業者に私は絶対になりたくありません。

    もし、単に「他力本願」のズル、すなわち「カンニング」をしたいがだけのために拙稿をお読みになるのなら、
    つまり、自己欺瞞に甘んじてまで「見栄」や「歪(ゆが)んだ満足」の拠り所としての「棋力認定」を取得したいと望むのなら、
    あるいは、昇段コースを「パズル」とのみ捉えて楽しみたいのならば、
    より御利益の高い「盤駒の使用」と「締め切りギリギリまで推敲」をお勧めします。


  • 注1⇒「トコタヌ」は、1990年頃、NIFTYの将棋フォーラムで筆者が使っていた「ハンドル」です。

    注2↓

    「例え問題図が実戦に現れたと仮定しての推計にせよ四段コース卒業者の正答率が30%は低すぎる」などと思う方は居ませんよね。

    そもそも、「次の一手」の問題図は、「次に好手のある」局面です。これが分かってしまっているメリットは小さくありません。
    受験者は問題に取りかかる時点で自ずと実対局より遙かに恵まれた立ち位置につくのです。
    加えて持ち時間もフリーです。

    この大きなアドバンテージを埋めるには相当に難しくなければなりません。
    実戦に於いてさえ容易に思いつくような手が答えとなる設問では、お話になりません。
    受験者の大多数が満点近くを取って、卒業証が巷に溢れるでしょう。

    昇段コースの問題は、棋力判定の物差しとして求められる条件を過不足なく満たしていると思います。

    「解答のページ」には正解の下に括弧付きで正解率が記されています。
    平均で約40%です。正確には、315回から325回までの通算で39.95%。
    40%に収斂するように、出題の難易度を調整しているものと思われます。
    これは丁度良い加減の難しさではないでしょうか。

    ちなみに筆者自身の「高段コース」正解率は通算75%強です。


    続きは次回更新時に載せます。

    このページの先頭へ将棋のトップページに戻る直前のページに戻る | ホームページ

    記、中森進一