パープルフリンジとは、デジタルカメラで撮った画像の高輝度部分と低輝度部分の境目に生じる紫の偽色のことです。
デジタルカメラの撮像体は緑色に対する感度に比べて赤と青に対する感度が鈍く、この二つの色成分を増幅することによって周波数特性を平坦に保っています。
ところが、画角内に飛び抜けて輝度の高い部分があると、その部分に相当するセルで生成された多量の電子が近傍の低位のセルに溢れ出してしまいます。
この漏れだしてきた電子に対しても前述の増幅は行われるので、「赤+青=紫」の偽色が生じるのです。
つまり、「パープルフリンジ」は「マゼンダ被り」等のような撮像体そのものだけに由来する欠点とは異なり、撮像体の能力不足を補う対策に伴う二次的な欠陥です。
数年前迄のデジタルカメラでは増幅度を加減して妥協点を求めていたようです。 F-717やF-828の出力画像がシアン掛かっていたのは、多分その所為だと思います。
筆者の現用機種を例に取れば、K20Dでも極端な輝度差の境界には、かなり酷いパープルフリンジが認められます。
α65は「疑わしきは罰せず」のレベルです。また、α7Rで撮った写真は隅までつついても見つかりません。
なお、このページの記述は上滑りな知識しか備えていない素人の勝手な解釈です。正確な裏付けがあるわけではありません。