小河内ダム4

堤防/右岸

堤防の天端を南から北へ渡りききると、木々に覆われた崖に突き当たります。

中腹に展望広場(後述)の東屋と、展望塔の後方左寄りに頂上広場(後述)のタワー(マスト)が見えます。

右側の広場に小河内ダム建設で命を落とされた方々を祀った慰霊碑が建っています。

この広場の左隣に小河内ダム#2で触れた「いこいの道」の入口ゲートがあります。写真の左端に覘いています。
なお、「いこいの道」は年初の大雪による被害からの復旧が進まず、2014年6月10日現在、閉鎖中です。
2014年9月現在、今度は路傍で熊の糞が確認されたため未だ閉鎖中です。

第一広場

突き当たりを左手に回り込むと公園があります。下が入口の写真です。

入口掲示板の目立たない場所に貼られている断り書きに拠れば、複数のブログにも、また、辻々の道標にも表記されている(この広場にあるはずの)便所は「老朽化のため撤去された」そうです。
皆さん、第一広場に便所はありませんよー!

園内の写真です。ここにも藤棚があります。

園地の奥に御前山への登山道が接しています。100メーターほどだけですが入ってみました。

登り口から七十メーターほど進むとY字の分かれ道になっていて、直進が御前山(山頂は4Kも先)と頂上広場(湖のはたの低いピーク、所要二分)、右は中腹の展望広場へ向かいます。
ここを右に進み山腹を捲いて三十メーター歩くと展望広場に出ます。下の写真です。

展望広場

展望広場にも藤棚。ふれあい館前広場の藤にも第一広場の藤にもいえることですが、蔓が伸びて枝葉が繁茂し棚から溢れ落ちそうです。

ボートが二艘、地面に埋め込まれています。なんなんでしょう?これは?

地面に埋まった四つのドラム缶様のものはパンザマストの基部ではないでしょうか。
3メーターほど離れたところに同じものが、あと三つありました。

パンザマストの残骸だとしたらダムの保守管理を担う設備の一部だったのかもしれません。

設備といえば、奥多摩湖東端を見下ろす広場北側の崖縁に設置された柱にライトやカメラなどの機材が取り付けられています。柱の根本にはスピーカーも見えます。下の写真です。

柱のてっぺんから吊されている下部が透明の卵形容器はカメラだと思います。その下のUボルトで留められた四角い箱の中身もカメラかもしれません。
(柱の周辺は草に覆われ崖の縁が判りません。危険なので前からの確認はしませんでした。)
この広場は中腹ですが、二十メーター余り高い頂上広場には長尺のマストが建っています。
このマストのトップにもカメラと思しき機材が認めらます。
そういえば、三、四年前まで公開されていた「奥多摩湖ライブカメラ」の映像は、この辺りからのアングルだったと記憶しています。

移動地案内 | 直前のページに戻る | 小河内ダム#1 | 小河内ダム#2 | 小河内ダム#3 | ふれあい館